卵巣嚢腫(9cm)発覚から今日までの記録

30代女性の卵巣嚢腫(9cm)手術体験談

#5 また少し成長していた卵巣嚢腫の手術日決定〜手術前の札幌旅行がダメに…!?〜

 

MRI検査から4日後、結果を聞きに行きました。

 

 

 

卵巣嚢腫がまた成長!?腫瘍マーカーの数値が正常値超え!

 

最初の婦人科検診で9cmと言われていた卵巣嚢腫

 

5日後の大学病院でのエコー検査では9.5cm。

 

そしてその3日後に受けたMRI検査の結果は、なんと10cm!

 

 

どんどん大きくなってる!?と不安になりましたが、おそらく誤差の範囲内。

ただ、9〜10cmあることは間違いないようです。

 

 

主治医「多分左の卵巣だと思うんですけど、、手術してみないとハッキリわからないですね。」

 

 

 

(えええ!?MRIで検査しても、左右どっちか分からないんだ!!)

 

 

 

 

そして主治医からは「多分良性で間違いないと思うけど、確定ではない」と。

 

 

(いつ確定するんだ…)

と思いながら、続けて腫瘍マーカーの結果も見せていただくことに。

 

 

3項目の2つ目の数値が、赤文字になっている、、

 

 

私「え!?!?!?」

主治医「あ、これ少し数値高くなっちゃってるんですけど、卵巣嚢腫があるから出ちゃってるだけだと思います。もしこれが癌だった場合、もっともっと数値上がっちゃいますから。」

 

とのことで、一安心。

 

 

手術方法は予定通り腹腔鏡とのことで、手術日を決めることに。

 

 

手術日決定!まるで飲み会の日を決めるかのようなラフさで

 

主治医「いつがいいですか〜?」

私「え、えっと、、いつでも良いんですか?すぐとかでも?」

主治医「いいですよ〜」

私「えっと、、じゃあ12月3週目(3週間後)か4週目(4週間後)はいかがですか?」

主治医「じゃあ12月3週目の月曜日入院、火曜日手術、金曜日退院にしましょう!(手帳にメモ…)」

私「え!あ、、は、はい!」

 

 

急ぎの手術ではないということと、手術数ヶ月待ちでした〜という記事を読んでいたこともあり、「飲み会いつにする〜?」くらいの軽いテンションで淡々と手術日が決まっていくことに、とても違和感がありました。

 

 

主治医「手術時間は前日にならないと分からないけど、多分午前中になるかな(手帳にメモ…)」

 

主治医の手帳には、私の手術日に他の予定が3件書いてあるのが見えました。

 

(先生からしたらよくある簡単な手術なんだろうな〜)

と思うことで、なんだか少し安心するかも…。

 

これくらい流れ作業みたいな方が、患者の気持ち的には良いのかもしれないですね。笑

 

 

手術前の札幌旅行がダメに…!?手術前の注意点

 

主治医と手術日を決めた後は、看護師さんからの説明を受けるため部屋を移動。

 

 

「手術の2週間前から、毎日朝晩検温してこの用紙に記入してください。」と、コロナやインフルエンザ対策のチェックシートをいただきました。

 

体温は37°未満に、その他の頭痛や腹痛、咳、会食、旅行の有無の欄は全て"無"になるように、もし何かあればすぐに電話してくださいとのこと。

 

 

(えぇ…これから忘年会の時期だし、色々予定も入れちゃってるなぁ、、)

(来週末は楽しみにしてた札幌旅行もある…)

(手術前の会食や旅行がダメなら、手術もっと先でも良かったな…)

(手術日決める前に言ってくれよー、、)

 

などなど考えていると、

 

看護師さん「これから忘年会の時期だけど、ごめんね。できるだけ大勢の人がいる場所は避けてもらいたくて。ちなみに旅行とかはもちろんないよね?」

 

 

 

私「え!あ、、えーーと、実は旅行がありまして、、、」

 

 

看護師さん「あ、そうなの!?じゃあー、、、先生には内緒ね!笑」

 

私「え!?(良いのかよ!笑)」

 

看護師さん「ちなみに誰と行くの?」

私「家族です」

看護師さん「あ、同居してる方?」

私「いえ、私1人暮らしなので、同居してない家族です」

看護師さん「あーー、、そっか!うん、まぁ大丈夫!でもこのチェックシートは全て"無"に丸付けて出してね!"有"が1つでもあるとダメだから」

 

 

同居している人とのご飯以外は会食なども基本的にダメというかなり厳しいルールのようで、旅行なんてもってのほかだと思うのですが、、こっそり許可してくださった看護師さんに感謝です。

 

 

 

ただ、旅行に関わらず必ず守って欲しいことを伝えられました。

 

  • ナマモノを食べてはいけない
  • ミディアムレアも食べてはいけない(十分加熱する)
  • ホタテ・はまぐり・牡蠣は、加熱処理をしていても食べてはいけない
  • 出かける時は必ずマスクを付ける

 

(初めての札幌旅行でナマモノNGは辛い…)

(海鮮丼食べたい…)

スープカレージンギスカンはいけるか…)

 

 

(あー、、こんなに禁止事項があるなら、急ぎじゃないし手術日1週間ずらしてもらおうかなぁ)

なんてこともよぎりましたが、そんなこと言っているとどんどん先延ばしになって大変なことになりそうな予感がしたので、旅行のお許しをいただけただけありがたいと思い、ちゃんとルールを守って生活することに決めました。

 

 

手術前検査で恐怖の採血…

 

看護師さんからの説明の後は、手術前検査としてCT、心電図、採血を受けてくださいとのこと。

いわゆるいつもの健康診断でやる検査です。

 

 

CT、心電図は無事に終わったのですが、問題は採血。

 

 

4日前のMRI検査で造影剤の注射をした際に気分が悪くなってしまったため、注射が恐怖に…。

 

↓詳細はこちら

a-k-rowling.hatenadiary.com

 

 

カルテにメモされていたのか私の緊張を感じたからなのか、採血担当の看護師さんから

「気持ち悪くなったらすぐに言ってね〜」

「大丈夫〜?もう終わるよ〜」

と手厚く声をかけていただき、そのおかげもあってか何事もなく終了。

 

 

よかった、、!

 

 

看護師さんがみんな優しいんです…。

 

 

 

 

そしてこの日のお会計は、4,770円。

入院するまでの検査代が意外とチリツモ…。

#4 MRIで気分が悪くなり、緊急事態!〜造影剤や所要時間、金額は?〜

 

初めてのMRI検査をしてきました。

 

 

 

造影剤の注射で緊急事態!気持ち悪い…


検査技師さんからMRIの注意点を聞き、更衣室で検査着に着替え、待合所へ。

 

しばらくして声をかけられ、造影剤の準備段階の注射を打たれました。
【点滴のようにして血管内に入れるタイプ。造影剤はMRI中に投入されるため、それまでは生理食塩水が入り続けているみたいです】


針が刺さったまま、チューブで繋がれている造影剤の入った容器を手で持ち、待合の椅子に座った途端…

 

(あれ、、目眩かな…)

目の前がボヤけてきました。

 

(座るタイミングで目眩はあんまりないけどなぁ…)


(少し様子見てたら治るかなぁ、、)

 


(あれぇ、、いつもの目眩とちょっと違うかも)

 

(あぁ、気持ち悪くなってきた、、)

 

 

この時点で注射から2〜3分経ったくらい。
このままだと吐いてしまうかもと思い、なんとか立ち上がり、近くにいた検査技師さんのところへ。

 

 

弱々しい声で
「ちょっと気持ち悪いです…」

と声をかけると、すぐに「大丈夫ですか!?座りましょう!!」と待合の椅子に座らせてくれました。

 

私がうなだれながらマスクをずらすと、「横になりたいですか?マスク外しますね!」と即対応。

 

意識朦朧の中
「ストレッチャー持ってきて!」
「◯◯先生呼んできて!」
という声が聞こえました。

 

その声の後すぐ、ストレッチャーが私の目の前に。

 

 

(なんだか大事(おおごと)になっちゃってるかも、、)

 

(この慌てっぷりは、滅多にない出来事!?)

 

なんて考える余裕も、少しはあったと思います。

 

 

造影剤は0.1%の確率で副作用が出ると事前に説明されていたので、(私その0.1%!?)と不安になっていたのですが、看護師さんが頻りに「大丈夫だからね!」と声をかけてくれたことで、少し安心したのを覚えています。

 

 

自分の力でストレッチャーに寝転がると端に寄せられ、すぐに血圧計を腕に、酸素濃度計を指に着けられ、手首で脈を確認され、と同時に「足の下に毛布入れてあげて!」と、足の位置を高くされました。

 

 

この時ストレッチャーの周りに来てくださっていたのは、医師2名と看護師さん、検査技師さんの4名。

 

 

それぞれ持ち場があったであろう方々が呼ばれたらすぐに飛んできて最善の対応をする、改めて病院で働く人たちってすごいなぁと、尊敬した瞬間でした。

 

 

この時血圧がかなり低かったようで「普段血圧いくつ!?」とビックリされたのですが、普段から少し低めなのでそれより少し低いくらいということで、「まぁ、それなら少し様子を見よう」となりました。
【こういう場合、血圧が低くなるようです】

 

 

私を囲みながら「MRIできるかな?」「どうする?」など医師たちの会議が行われている間に、私は少しずつ回復!

 

 

再度血圧を計ってもらうと、「血圧上がってきたよ」とのこと。

 

「顔色良くなってきたね〜!さっき真っ白だったもんね。」
「よかったよかった!」
「安心したよ〜」
MRIできそうだね」

 

(や、やさしい…)

 

私の方からも、「大丈夫そうです」とお伝えしました。

 

 

気分が悪くなってからここまで、おそらく10分程度。
気持ち悪さはほとんどなくなっていました。

 

 

MRIの順番を前後していただいた関係で検査まで少し時間があるとのことで、まだこのまま寝てて良いということに。

 

 

医師や看護師さんたちは「一応MRIやる時また呼んで!」と検査技師さんに伝え、持ち場に戻られました。

 

 

その後検査まで10〜15分くらい寝かせてもらっていたのですが、その間も時々医師や看護師さん、検査技師さんが酸素濃度計の数値を見に来てくれたり、血圧を計りに来てくれたり、

 

「もう気持ち悪くない?」
「寒くない?」
MRI大丈夫そう?」
「注射で気持ち悪くなっちゃうことあるからね〜」

と声をかけに来てくれたりと、終始気にかけてくれていました。

 

普段ここまで気にかけてもらえることがないので、仕事でやってるとはいえ心配してもらえて嬉しい気持ちと、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

 

 

MRI本番前にブザーの練習!?


いざ、MRI検査へ!

 

普通なら歩いて検査室に入るようですが、私はストレッチャーで寝たまま運ばれ、MRIのベッドにピッタリ横付けされました。

 

 

「ご自分で移動できますか?」

 

 

気分が悪くなって倒れてから初めての起き上がる瞬間だったので、
(また気持ち悪くなったらどうしよう…)
と思いながら「はい」と返事をし、検査技師さんが背中を支えてくれる中、ゆっくり起き上がり、MRIのベッドに移動しました。

 

 

気持ち悪くなることもなく、造影剤の容器を持ったまま、酸素濃度計も着けたまま仰向けになると、小さいボール状のブザーを持たされました。

 

「検査中に体調が悪くなったら、このブザーを強く握ってください」
とのこと。

 

さらに板状の補助装置をお腹に乗せられたのですが、
「3枚は可哀想だから1枚にしてあげて」との声。

 

私の体調を気使って、検査技師さんが配慮してくれたようです。

 

 

その後、かなりしっかりとした大きめのヘッドフォンを装着してもらい、検査前に一度筒の中へ。

 

 

ヘッドフォンから聞こえる検査技師さんの「ブザーを握ってください」との声にビックリしながら、ブザーを握る練習開始。

 

ブザーを握る練習?と思ったのですが、ブザーが意外と硬く、強めに握らないといけないタイプだったので、何度か「もっと強く」と言われました。

 

 

いざ、MRI本番!造影剤は大丈夫か…

 

その後、やっとMRI検査本番!

 

 

筒の天井がすぐ目の前に。

閉所恐怖症ではないとはいえ、圧迫感はとてつもなかったです。

 

検査部位が下腹部だったからか、頭の先は筒から出ていたので、その点少し安心感はあったかもしれません。

 

 

 

ウィンウィンウィンウィン…
ババババ…
ピーピーピーピー…
ギャンギャンギャンギャン…

 

ヘッドフォンの外から、さまざまな機械音が爆音で鳴り響き始めました。

 

一定のリズムで音が鳴っているわけではなく、ランダムにさまざまな音がしているので、耳にストレスがかかります…。

 

 

物理的な圧迫感に加えて聞きなれない機械の爆音が、さらに恐怖を感じさせる要因なのかなと思います。

 

 

そんな中、ヘッドフォンからは申し訳程度にクラシック音楽が流れ始めましたが、これはほとんど聞こえません(笑)

 

ただ、病院側の"少しでも恐怖を和らげたい"という気持ちが、ひしひしと伝わりましたよ…!

 

 

 

10〜15分程度すると、ヘッドフォンからは「これから造影剤を入れます」と聞こえてきました。

 

(今まで入れてなかったんかい!)

と思いながら、緊張が走ります…。

 

 

 

(また気持ち悪くなったらどうしよう、、)

 

 

 

 

「吸って〜」

「止めて〜」

15秒停止。

 

 

「吐いて〜」

「止めて〜」

15秒停止。

 

 

これを何度か繰り返しました。

 

地味に苦しかったです(笑)

 

 

そして、無事にMRI検査は終了。

時計がなかったので体感ですが、おそらく20分程度だったと思います。

 

 

気分が悪くなった原因は…

 

検査が終わると、MRI室に検査技師さんが車椅子を持って来てくれ、

「乗ってください」とのこと。

 

(申し訳ないなぁ…やっぱり大事(おおごと)になっている…)

と思いながらも車椅子に座り、押してもらってMRI室を出ました。

 

 

すると、先ほどストレッチャーの周りを囲んで心配してくださっていた医師2名と看護師さんが待ち受けてくれていました!!

 

「気持ち悪く無い?」

「もう大丈夫そう?」

と声をかけてくれました。

 

 

 

看護師さんが「顔色良くなったね」と言いながら造影剤の注射を外してくれ、その後医師と少しお話し。

 

 

医師「今まで採血とか注射とかで気分悪くなったことある?」

 

私「無いです、、」

 

医師「え!そうなの!?気分が悪くなったのは、"血管迷走神経反射"だね」

 

緊張やストレス、寝不足、疲れが原因で起こる血圧の低下、脈拍の減少のことで、採血や注射で気分が悪くなってしまう人と同じ現象だそうです。

 

 

造影剤を入れる前に起きたことなので、ただただ初めてのこと尽くしで緊張していたのだと思います。

これを聞いて、一安心。

 

 

検査技師さんから

「待合所の椅子で少し休憩して、自分のタイミングで更衣室で着替えたらもう帰って大丈夫ですよ」

と言われ、車椅子から降りて待合所へ。

 

 

5分程度休憩した後ゆっくり立ち上がり、帰り支度をしました。

 

 

 

 

今思うと、私の後に検査待ちをしていた方は怖かっただろうなぁ。

 

点滴を打った途端「気持ち悪い」と訴え、ストレッチャーに乗せられ、医師たちがドタバタ対応する様子を見ていたはずなので。

 

怖い思いをさせてしまっていたら申し訳ないなぁと、今更ながら思いました。

 

 

MRIの金額は…


MRI検査が終わり、お会計へ。

 

金額は、8,850円。

まぁまぁ高いです…!

#3 MRIの注意点〜メイク、ネイル、マツエク、マウスピース矯正、NGなものは?〜

 

大学病院初診の日から3日後、MRI検査へ。

 

 

 

大学病院内って分かりづらい…


短期間で2度目の来院。

再診受付機に診察券を通したは良いものの、どこへ行けば良いかが分からない…。

"MRI 地下1階"という看板を見つけ、とりあえず行ってみることに。
地下1階の受付らしき場所に行くと、「まずは1階の放射線受付に行き、その後地下1階のMRI室に行ってください」とのこと。

大学病院って色んな科や受付があって、慣れていないと分かりづらい…!

そんなこんなで受付に行き、ようやくMRI室に辿り着くことができました。

MRIの注意点!メイクやマツエク、ヒートテック、湿布もNG


MRI室に入ると、すでに検査着を着たおじさまが検査待ちをしていました。
ここでいいのかな〜と思いながら、私も待合の椅子に着席。

5分程度経ち、検査着に着替えたおばさまもやってきました。

自分だけ私服で座っていることに違和感を持ち、
(ここで待ってていいのかなー?)と周りを見回していたところで、ちょうど検査技師さんに呼ばれ、更衣室に案内されました。


そこで、前回の検査の時にいただいていた禁止事項の事前確認票を提出し、一緒にチェック項目を確認していきます。

 

    • 心臓ペースメーカー、神経刺激装置、体内電子装置

    • 人工内耳

    • 動脈瘤クリップ、金属製の人工心臓弁、人工関節

    • ステント、コイル、フィルター、カテーテル

    • 体内金属(砲弾の破片、金属片など)

    • 閉所恐怖症

    • 妊娠中、妊娠の可能性

    • タトゥー、アートメイク

    • 補聴器、歯列矯正、義手、義足、義眼

    • 入れ歯、差し歯、インプラント

    • カラコン、アイメイク、ネイル、ヘアスプレー、増毛パウダー

    • 貼付薬、カイロ、湿布、磁気治療パッチ

    • 保湿下着、遠赤外線下着

    • インスリンポンプ、持続グルコース測定器

    • 止血用クリップ

 

カラーではない全透明のコンタクトをしていたので、念の為「普通のコンタクトは大丈夫ですか?」と確認し、OKをいただきました。


項目にはありませんでしたが、もちろんアクセサリー類もNG。

ヒートテックやブラジャーのワイヤーもNGなので、身につけているものや着ているものを全て外し脱いで、検査着を着るのが安心だと思います。


また、マスクを着用したまま検査をするので、金属のワイヤーが含まれていないものを準備して行きました。

この他、MRI検査の経験や手術歴、身長体重なども聞かれます。

MRIの注意点!ネイルはしたままでOK?


私はジェルネイルをしていたので、前回の説明の時に「ネイルサロンにMRI検査して大丈夫か確認して」と指示されていました。

パーツやラメなどは着けていなかったのですが、ジェルによっては金属が入っている場合もあるとのことで、MRIの前日に念の為サロンに電話。

 

「ちょっとそういうのは分からないですね〜」
「一応ちゃんとしたジェル使ってます〜」
「マグネットネイルだとダメそうですけど、単色なら大丈夫じゃないですか〜?」

(うーーん、不安な答え。笑)

でも10年くらいお世話になっているサロンだし、迷惑はかけたくないので、
「そうですよね〜。すみません、ありがとうございました!」
と言って早々に切りました。

ネイリストさんもそこまで把握してるわけないよね。
そんなこと知らなくて当然!

ということで、当日検査技師さんに聞いたところ
「少し熱くなるかもしれませんがOKです」とのこと。

ネットで調べたら手袋が用意されている病院もあるようでしたが、私のところはなさそうでした。

MRIの注意点!歯列矯正のマウスピースはしたままでOK?


1ヶ月ほど前に始めたマウスピース矯正。
これは1日20時間以上着ける必要があり、飲食の時以外は基本的にずっと着けています。

マウスピースも歯に付いているアタッチメントも金属は入っていないと思いますが、禁止項目に"歯列矯正"とあったので、念の為当日検査技師さんに確認!

すると、「一応外しておいてください」とのことでした。

ワイヤーの歯列矯正だと、MRI検査ができない場合があるのだと思います。

 

MRIに関して分からないことはどうする?


初めてのMRIで分からないことがたくさんあり、事前に色々と調べましたが、私の結論は「検査する病院による」でした。

あとは、「外せるものは外していく」に限ります。

どうしても外せないものは、事前に病院に聞いておけると安心ですね。

#2 再エコーで卵巣嚢腫が大きくなってた!〜腹腔鏡手術確定〜

クリニックの子宮がん検診で卵巣肥大が判明してから5日後。

紹介状を持って、大学病院へ行きました。

 

初めての大学病院は分からないことがいっぱい


大きな病気をしたことがないので、大学病院に行くということだけで緊張…。
到着すると、再診の受付の列がずらーっと並んでいました。

どこに行ったら良いんだーと思っていたら、"初診の方"というブースを発見!
初診用の用紙に名前や住所を書いていたら、係の方が「初診ですか?書き方分かりますか?」と色々教えてくださいました。

(や、やさしい…沁みる…)

受付を済ませ、産婦人科の待合所へ移動。

(結構人がいるし、かなり待ちそうだなー)
と思っていたのですが、10分程度で呼ばれました。

 

いざ、診察室へ!男の先生か…


診察室に入ると、男性の先生が。
ちょっと嫌だけど…しょうがない!

早速、エコー(超音波検査)で診るとのこと。
クリニックの時の同じ検査で痛みがあったので、覚悟して診察台に座りました。

…が、多少痛みがある程度で、クリニックの時よりマシ!そして早い!
検査はすぐに終わりました。

 

卵巣9.5cm!腹腔鏡手術確定


(クリニックでの診察が間違いだったかもしれない)
(たまたま排卵日と重なって大きくなってただけかもしれない)

「小さくなってるね」という言葉を少しだけ期待していました。

が、そんなことあるわけない。

先生は絵を描きながら、分かりやすく説明してくださいました。

 

  • 左の卵巣が9.5cmある(クリニックでは右の卵巣9cmと言われていた)
  • 手術が必要だが、そこまで急ぎではない
  • 手術は腹腔鏡で行う
  • 大きくなった部分だけを摘出し、卵巣自体は残す
  • おそらく良性だけど、念の為にMRIと癌マーカー(腫瘍マーカー)で検査する
  • この後、癌マーカー検査のため採血する


MRIを3日後に予約してもらい、MRIの注意点や造影剤の説明などを受けました。
さまざまな項目にチェックを入れ、同意書にサイン。

MRI当日はアクセサリーなどの金属がNGということと、メイクやカラコン、マツエクなどもしないで来るようにと言われました。


MRIと癌マーカーの結果は、4日後の翌週月曜日に聞きに行くことに。
その日に良性か悪性かが判明し、ベッドの空き状況や私の都合などを考慮して、手術の日を決めることになるそう。

その後、別の場所へ案内され採血をして、この日は無事終了。

 

出費がかさむ…


今回のお会計は、4,490円。

意外と出費がかさみます…

#1 子宮がん検診で9cmの卵巣嚢腫が見付かり頭真っ白〜良性か悪性か〜

2023年11月上旬、二年に一度の"子宮がん検診"へ行きました。

 

 

子宮がん検診でぐりぐり…

 

(痛いから嫌なんだよな〜)
と思いながら、予約していたクリニックへ。

自宅から徒歩15分程度。
(サッとやってサッと帰ろう〜)


そして、いざ診察台へ。

器具を入れられて、ぐりぐり…
「力抜いてね〜。」
そしてまたぐりぐり…


女医さん「あれ?んん!?」

(え、なに…早くしてくれ、、痛い、、)

女医さん「膀胱がいっぱいになってるかもしれないから、おしっこして来てくれる?」
私「2〜3分前にトイレ行きました…!」
女医さん「え!?!?んーー、出ないかもしれないけど、もう1回トイレ行ってみてくれる?」
私「わかりました。」

ということで、お手洗いへ。
もちろんおしっこは出るわけもなく、診察室へ戻り"出し切った"とお伝えしました。

女医さん「そうよね、ごめんね。プラスでお金かかっちゃうんだけど、もう少し詳しく診たいからエコー(超音波検査)もやってみていい?」
私「(え、怖い…)、、はい。」

そして再度診察台へ。
またしても器具を入れられて、ぐりぐり…
「力抜いてね〜。」
そしてまたぐりぐり…

女医さん「はい、終わりです〜」

(やっと終わった…)

 

卵巣が大きくなってる!?

 

 

支度をして先生の元へ行くと、エコー写真を見せながら今わかったことについて色々と教えてくださいました。

 

 

  • 右の卵巣が9cmあること(一般的には2〜3cm)

  • その卵巣には水が溜まっていること

  • 大きくなると破裂や捻れが生じて、激痛→緊急手術になる可能性があること

  • なるべく早く手術した方が良いこと

  • 大きな病院で精密検査をして、良性か悪性かを調べる必要があること

 

女医さん「4〜5cmだと経過観察なんだけど、6〜7cmになると手術を勧めるのよね。」

(私は経過観察もなく、一撃で9cm!?)
(2年前の検診では何も言われなかったのに、急成長!?)


女医さん「お腹張ってたでしょー?」
私「え、あーー。んー?言われてみれば。まぁ、、はい。」


私「これ放置してたら◎☆◇*…」
女医さん「だめだめだめ!放置してたら破裂したり捻れたりして大変よ!」


私「手術って1〜2日入院する感じですか?」
女医さん「いやいやいや!1週間くらいはかかるわよ。」


(え、これ結構大変な事態…?)

 

どこの病院宛に紹介状を書く?

 

 

女医さん「紹介状を書くんだけど、○○病院か△△病院か××病院か(大きな病院)、どこがいい?」

(え、え、え、ちょっと待って。展開が早すぎる!)

テンパりながらもスマホを取り出して急いで病院の場所を検索し、一番自宅から行きやすそうな大学病院でお願いすることに。

女医さん「この病院は駅からバスが出てるからね、大丈夫そう?」
私「あ、はい!だ、だいじょうぶです!」
女医さん「精密検査いつにする?予約するから。」
クリニックを通して予約ができるらしい。

私「え!?えーー、えっと。どうしよう…」
女医さん「予約なしで、都合の良い時に紹介状持って行くのでも大丈夫よ。」
私「あ、じゃあそうします!」
女医さん「じゃあ待合室で待っててね〜」

こんな感じで、診察が終わりました。

 

淡々とお会計

 

淡々と話は進んでいたけれど、私の頭の中は
(卵巣が大きくなってる?手術?入院?死ぬの?)
というところでまだ止まっていて、追いつけていない状態。

それでもお会計に呼ばれて、冷静にお金を払いました。
ちなみにこの日のお会計は、合計3,140円。
(内訳:子宮がん検診800円、それ以外2,340円)

受付の方に「子宮がん検診の結果が2週間後に出るので、取りに来てくださいね。」と言われて、
(あ、そうか。卵巣とは別件で、子宮がん検診の結果も来るのか…)
と気付かされました。

 

頭が真っ白。世界の音がしない…


外に出るととてつもなく怖く不安になり、ドラマや映画であるような
(頭が真っ白。世界の音がしない…)
という感覚に。

なんとなくトボトボ歩いていたら、自然と涙が溢れていました。


(卵巣ってそもそも何?)
(赤ちゃん産めなくなるの?)
(最近腰が痛かったのは卵巣肥大のせい?)

そんなことを考えながら帰宅。


一旦母にLINEで報告し、それからゆっくり、ネットを駆使して色々と調べました。

 

      • どうやら「卵巣嚢腫(のうしゅ)」というやつらしい

      • 排卵日や検診の緊張などで、卵巣が少し大きくなることもある

      • 9割が良性で、1割が悪性(卵巣がん

      • 仮に卵巣を1つ摘出しても、もう1つが機能してくれる

      • 大きくなった部分だけを摘出すれば、卵巣自体は残せる

      • 手術方法は腹腔鏡と開腹の2種類がある

      • 入院は5〜7日で、退院後は1週間程度安静にする

      • 卵巣嚢腫の手術を報告した芸能人が数人いる

      • 無症状の場合が多いが、腰痛や下腹部痛を感じる人もいる

     

    卵巣のことや手術のことがわかっていくことで、少しずつ不安が解消されていきました。

    ただ、良性か悪性かによる…。
    9割良性なら大丈夫!というより、"10人に1人がん"がとても多い数字に感じたのです。

    その日はなかなか寝付けず、ブログやYouTubeなどで情報をアップしてくださっている方のページをたくさん覗きにいきました。

     

    数日後は結婚式


    数日後の週末は、友人の結婚式。
    ついでにその後、一緒に参列する友人と温泉付きホテルで1泊して、翌日は周辺観光の予定。

    落ち込んでいる場合ではない!
    結婚式と旅行は思いっきり楽しんで、週明け月曜日に精密検査に行こうと決めました。